小技連打
十九撃目:それいっちゃあかんでしょ(01.06.09) 悟飯性格ちが〜う;
場所はオレンジスタハイスクール。
時間は五時間目の英語の授業の終了間際。
生徒達は終業ノベルを待ちわびながら落ち着きがない。
もっとも、すっかり夢の中でピクリとも動かない者の中にはいるのだが・・・。
「はい。もう時間のようね。今日はここまでにしておきましょうか。
何か質問は?」
講師の先生も教材を机でトントンと揃えながら、教室を見回す。
すると、一人の生徒の手が上がった。
「あら?なにかしら?孫悟飯くん。」
そう、手を上げたのは悟飯。
その悟飯の行為に周りのイレーザ達も少々驚いている。
何せ悟飯の場合、授業を聞いて分からないことなんかそれこそ無いに等しく、
質問をするなんて滅多にないからだ。
「あの、授業で聞いて分からなかった事ってわけじゃないんですけが・・・・。」
少し遠慮がちに悟飯が答える。
「いいわよ。英語に関することならなんでも質問してちょうだい。」
「それじゃあ、お尋ねしますが…
世界共通語が日本語のこの世界では英語の必要性はないと僕は思うのですが、
先生はどうお考えなんでしょうか?
いや、さらに僕は英語という言語の発生過程においても疑問を感じることを否めません。
古代に使われていた今は無き言語なのでしょうか?その可能性も薄いと思いますが百歩譲ってそうだと仮定しましたら、
それは英語でなくて古語の領域だと思うのです。というかそもそも英語の英って何なんでしょうか?
ここは是非とも英語の専門でいらっしゃる先生の話をお伺いしたいのですが・・・・・・・」
キーンコーンカーンコーン・・・・・・・
「あ・・・チャイム鳴っちゃったわね!それじゃあ今日の授業はここまで!各自予習してくるように!それじゃあ!」
スタスタと足早に教壇を降り、出口へと向かう先生。
ドアを開けるのを忘れて真正面からぶつかってしまったことはここでは敢えて突っ込まないことにしよう。
「あれ〜?先生行っちゃった…。ま、仕方ないか、時間だもんね。
あとで職員室に行ってもう一回聞いてみようかなかな・・・・」
「・・・・・・おい、おまえそういうのを先生いじめって言うんだぜ・・・・・?」
「え!?なんで!?」
シャプナーのご尤もな意見に、悟飯は唯々首を傾げるばかりであった。
終劇 あ〜あ・・・・・悟飯ちゃんごめんね;君はこんなこと言う子じゃないのにね・・・・・;