*今回の話は各キャラクター(特に悟飯)が著しく壊れています。
気分を害する恐れもありますので、ここのキャラは偽者なんだという風に
割り切って読むことの出来ない方は
どうか引き返してください(^^;また、気が弱いので苦情も受け付けられませんので
どうかそこのところをご理解頂いて読んで欲しいと思います。(汗
「だから悟飯!チチはダメだって〜〜〜〜!」
「悟飯君!お酒に酔っているからと言ってもそれはダメよ―――!!」
ブルマも悟空も、悟飯を止めるべくその方に手を掛けようとする、
が、しかし、
「あら?」
「ん?」
なんと、悟飯はそのままチチの横を通り過ぎて行ったのだ。
思わず目をパチクリさせながら合わす悟空とブルマ。
訳は分からずもとりあえずの安堵感。
「な・・・なんだチチじゃなかったのか・・・・・。」
「ビックリしちゃったわよ〜・・・・・・・。」
しかし、そう言った次の瞬間・・・・・・
「マーロンちゃん!君はなんて愛らしいんだ!」
ひゅ〜・・・・・・・・・・
その一言に、辺りは静まり返り寒い風が吹く…。
「?アイラシ?」
マーロンは何がなんだかわかっていない様子で、唯、目をパチパチさせている。
「ご・・・・悟飯ちゃん?」
「悟飯・・・・・さん?」
恐る恐る、チチとトランクスが悟飯に呼びかける。
しかし悟飯はマーロンの視線に合わす為にしゃがみこみ、
そのままマーロンを見つめている。
「悟飯〜・・・・・いくらなんでも、年の差があり過ぎだろ〜。オラにも
分かるぞ〜?それろりこんッっていうんだろ?」
悟空も頬を掻きながら息子に話し掛けるが、逆にキッと睨まれてしまった。
「お父さん!そんな言い方しないで下さい!こういうことに年の差なんて関係ないんです!」
「お・・・おい!睨むなってよ!」
なんとも絶え難い時間が流れる。
誰も何も言うことが出来ず、唯、辺りに何も分かってない悟天とマーロンの
肉を噛む音だけが響き渡っている。
シュン!
「お〜い!どうしたんだ?こんな静まり返っちゃって?折角のパーティーじゃないか
!」
「何かあったのかい?」
ドアの開く音がし、今まで席を立っていたクリリンと18号が
辺りの沈黙に怪訝そうな顔をして入ってきた。
「あ!ク・・・クリリン!18号!何処に行ってたんだよ?」
一番に声を上げたのは悟空。
「ああ、クリリンが酒の飲みすぎで気分悪くなってね、
ちょっと外の空気に当たってきたのさ。
まったく、パーティーの前から飲んでるからこの有様だ。」
「・・・ヘ・・・ヘヘ・・・ゴメンよ18号〜!」
バツの悪そうな顔をしながら18号に頭を下げる。
「で、ホントにどうしたんだい?こんなに静まり返っちゃって。」
「そ・・・・・それが・・・・・・・・・・」
ブルマのその一言を機に、皆の視線が悟飯とマーロンに集まる。
「?なんだなんだ?悟飯とマーロンがどうかしたってのか?」
「いや・・・・・どうかしてるのは悟飯君なのよ・・・・・。」
「へ?」
そうは言われたものの、未だ何がなんだかわからないクリリンは、
マーロンの側にしゃがんでいる悟飯の元へと近付いた。
「ご・・・・・悟飯?マーロンがどうかしたのか?」
クリリンがそう話し掛けると
今までマーロンを見つめ、他のことがアウトしていた悟飯が
くるりとクリリンの方に顔を向けた。
「!クリリンさん!これからクリリンさんのこと、お義父さんとお呼びしてもいいでしょうか!」
「いぃ!?」
その言葉に、クリリンと18号(とマーロンと悟天)を除く、事の次第を知っている
周りの皆は石の如く固まってしまった。
「ご・・・悟飯?お前何を言って・・・・・・」
さらに悟飯に近付き尋ねようとするクリリン。
しかし一歩前に進むと、かなり濃いアルコール臭がクリリンの鼻についた。
「!!ご・・・・悟飯!お前酒飲んじまったのか!?」
思わずその臭いに後ずさりをしてしまう。
しかし、そんな後ろに下がってしまったクリリンに変わり、
18号がズカズカと悟飯の元に進んでいった。
「ちょっと!そんなアルコールプンプンなままでうちのマーロンに近付くんじゃないよ!」
そう言って、マーロンの手を握り、悟飯の元から離れさせようとした。
「!」
「?お母ちゃん?」
「いくら酔ってるからってやって良い事と悪い事があるからね。」
どうやら鋭い18号は、酔っているとはいえ、悟飯のマーロンに対する好意に気が付いたようだった。
「んん?どうしたってんだ?18号。やって良い事と悪い事?」
状況把握の出来ていないクリリンは唯々首を傾げている。
「・・・・・・・て下さい・・・・・・。」
小さく、悟飯が呟く。
「なんだ?はっきり言ってもらわないと聞こえないよ!
まあとにかく、今日はもうマーロンには近付くなよ。」
そして18号はマーロンの腕を引っ張り、悟飯に背を向けようとした。
が、その時、
「僕のマーロンちゃんを返してください!!!」
ピシッ!
その言葉に、先程から石化している方々はさらに罅を走らせてしまう。
「ぼ・・・・僕の・・・・?」
「マーロンちゃん・・・・・?」
18号とクリリンもポカンとし、目を瞬かせながら悟飯を見つめる。
しばらく、その直球な言葉に唖然としていた18号だが
気を取り戻すとキッと悟飯を睨んだ。
「バカいってんじゃないよ!酒に酔ってるやつの言うことなんて
誰が聞くっていうんだい!それにいつマーロンがあんたのものになったんだい!?」
かなりのキツイ声で、怒鳴る・・・・とまでは行かないものの悟飯に投げかける。
しかし、悟飯もそんな18号に劣らずの勢いだ。
「確かに!僕はお酒を飲みました!でもそのおかげで今こうして
マーロンちゃんへの気持ちに気が付いたんです!」
睨み合い・・・・・
クリリンはというと、そんな二人を交互に見ながらオタオタとしているばかりだ。
「お母ちゃんどうしたの?」
「兄ちゃんどうしたの?」
其々のサイドから状況のわかっていないマーロン、悟天の2人が声をかけるが
2人ともそれ所ではない。
古典的表現かもしれないが、それこそ火花を散らしていて、お互い譲らない。
「どうやら口で言っても分からないようだねぇ・・・・この酔っ払いは・・・・!」
「本来ならこういった力での物事の解決は僕の意に添いませんが・・・・
仕方ありませんね。僕達の未来のためには致し方ないでしょう・・・・!」
睨み合いの末、2人は其々の構えを取る。
「お!おい!18号も悟飯も!ここは屋内だぞ!止めろってば!」
しかしそんなクリリンの制止も虚しく、
逆に2人はクリリンの発言を切っ掛けに闘いを始めてしまった。
「や・・・・やめろってば〜〜〜!!」
「わぁ!お母ちゃんカッコイイ!」
「?なんで兄ちゃんと18号さんが組み手なんかしてるんだろぅ。」
ドオオォォォン!!
悟飯と18号の激しい攻防は、それに伴った凄まじい音を出す。
一応2人とも周りの物を壊さないよう気を使っているらしいが
それでも頭上からはパラパラと、なにやら細かい物が落下してくる。
クリリンは慌ててマーロンの元へ駆け寄り、そして再び激しい戦いを繰り広げている
2人へと目をやった。
「オイ!!やめ・・・・・・・・・」
「だあああぁぁぁぁぁぁ!!!うるさいぞ貴様らあああぁぁぁぁぁぁ!!!」
「!!!????」
自分の声を遮った大きな声。
何事かと思い、クリリンは声のしたほうへと振り向く。
「ベ・・・・ベジータ!!?」
「さっきから大人しくしてりゃあさらに騒がしくなるばかりじゃないか!もう我慢ならん!!」
片手に一升瓶を握りながら、キッとその騒音の元の2人を睨むベジータ。
しかし悟飯も18号もそれに気がついていないようで、激しい攻防を繰り広げている。
「お・・・おい?ベジータ?・・・・・ま・・・まさか!!」
「このオレ様が黙らせてやる――――――――!!!!」
「や・・・・やめろベジータ!!!お前まで参戦するな―――――――――!!!!」
「な・・・・・・・・・・・・!?」
かつてカプセルコーポが建っていたであろうその土地の前で、ビーデルは呆然としていた。
一度帰ろうとはしたが、やはり悟飯のことが気に掛かり、戻ってきたはいいものの
目の前に広がるは月の淡い光に照らされた瓦礫の山。
今まではその位置からは見えなかったはずの建物が瓦礫の山の向こうに見える。
そしてその瓦礫の手前には、何人もの石像と化した人達と、まだ酒を仰いでいるヤムチャ。
呆然と佇み、上空を見上げるクリリンとピッコロ、とその横にマーロンと悟天。
「ど・・・・どうしたんですか!?」
慌ててクリリン達の元へと掛けよる。
「どうしたもなにも・・・・・アレだよ。」
一度ビーデルの方へと目をやると、再び空へと視線を移す。
そして同じようにビーデルが空へと視線を運ぶとそこには未だ戦いを止めることなく
繰り広げている3人の姿。
空と瓦礫の山を見つめ、ビーデルは言葉を失ってその場にへたり込んでしまった。
「だ・・・大丈夫?ビーデルのお姉ちゃん!」
「お姉ちゃん大丈夫?」
「なあピッコロ・・・・・・どうしたもんかな・・・・・・この惨状・・・・」
「う・・・・・うむ・・・・・・」
あなや・・・またいみじくならずや。
瓦礫の山に北風に遊ばれて、土煙が舞う。
梟の鳴き声が、またなんともいえず哀愁をそそる。
ブルマの石化が解けたときの絶叫ぶりといったら想像の域を越えていることだろう。
終
前へ
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くっはっは〜・・・・やってもうたって感じです(^^;
ホントに自分が悟飯FANなのか疑いたくなりますね。
ところでどうしてタイトルが「Another world」かというと・・・・
私も葉月もただカッコイイ題名をつけてみたかっただけなんです(−−;
今までの小説のタイトルを御覧になればこの小説のタイトルだけ浮いていること一目瞭然です(笑)
サイヤ人・・・・・お酒に弱いのかな・・・・?どうなんだろう(笑)
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