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MERRY COUPLE(6)

「あらま〜〜・・・・・・・」

頭をポリポリと掻く《悟空》。
別にキスを見られたことはさして気にした様子も無く、この反応はむしろピッコロが
修行せずに返ってしまったことに対する反応だと言えよう。
一方、キスを見られたことに衝撃を受けてしまった《チチ》は《悟空》の隣で
頭から湯気をだし、茹蛸の様に真っ赤になっている。

「!!・・・・・・悟空さ!!なにやってるベ!!」

急にハッと我に返り、《悟空》の方を向く。

「へ?何って?」

「決まってるべ!!早くピッコロさんを呼び戻しに行くだよ!!」

「何で?」

「何でって・・・誤解を解くんだべ!」

「誤解?なにをピッコロは間違って判断したんだ?ピッコロはただオラとチチが
 キスする所を見ただけじゃねえか。」

「だども、あれじゃあオラが悟空さにせまってるみたいだったじゃねえけ!」

「それの何が悪いんだよ?」

「あ――もう!!そ・・・それにピッコロさは元は今の神様と同一人物だったんだろ!?
 じゃあ、なにかこの事に対して知ってるかもしれねえじゃねえけ!」

「それは流石に無理があるんじゃないか?色々知っているのは神様であって
 ピッコロじゃねえだろ。」

後から付け足した理由を《悟空》に突っ込まれ、《チチ》の自制心は一気に崩れる。

「・・・・ゴチャゴチャ言ってねえでさっさとピッコロさを連れ戻してこ―――い!!」

「わわ!!何すんだよチチ―――――!!!!」

      ビュン!!

《チチ》は自分の体だと言う事も忘れ、《悟空》を持ち上げ、ドアの方へと投げた。
しかし、いくら慣れていないとはいえ、悟空の体。
投げられた《悟空》はそのままドアを突き破り外へと飛んでいく。

「わああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「!!」

と、《悟空》がぶっ飛ばされたそこには、ピッコロ(今まで何してたのか・・・)が
程良く、今まさに舞空術で飛び立とうとしていた。
飛んでくる《悟空》の声でようやく《悟空》に気付くピッコロ。

「ピッコロ――――!!危ねぇぇぇぇぇ―――――!!」

しかし、もう時既に遅し。

      ドカッッッ!!!!!

「ぐわ!!!!!」

「おわ!!!!」

二人仲良く、ダンゴになって、地面を転がって行く。
転がり続けて50m程。ようやく二人の回転が止まる。
《悟空》もピッコロもその場でしばらく目を回して横たわっていたが、
ピッコロがムクリと体を起こし、《悟空》の方をキッと睨む。
怒鳴ろうとするが、《悟空》といっても外見はチチのため、怒鳴るタイミングを失った。

「い・・・・いてててて・・・・・す・・・すまねえなピッコロ。」

《悟空》が体を起こす。
呼びつけにされてちょっと顔を顰めるピッコロ。

「何をやっているんだお前は・・・・・!」

「何って・・・・・投げられたんだよ・・・・・・おお痛ぇ・・・・!!」

腰をさすりながら家の方を指差す。

(・・・・悟空に投げられたのか・・・・?)

そう解釈すると、ピッコロは指を指された家の方へと、険しい顔で歩を進めていった。

「?オイ!どうしたんだよピッコロ」

《悟空》の問いかけにも答えず、ピッコロは古典的な人形の穴をあけられたドアを勢い良く開け、
そして中にいると思われる悟空に(本当は《チチ》なのだが)怒鳴りかける。

「オイ!!!悟空!!貴様自分の・・・・・・・・・・・」

勢いのある、口調が途中で止まる。

「な・・・・・なんだべピッコロさ・・・・!?」

さっきは一瞬の出来事で気がつかなかったが、ピッコロは悟空の(しつこい様だが《チチ》)の花柄エプロン姿に
目を点にしてしまっている。普段の闘っている悟空とのギャップが衝撃的だったのであろうか。

「お〜い!どうしたんだよピッコロ〜」

後ろの方から《悟空》が呼びかける。
しかし、ピッコロは今だ目を点にしたままであった。

 

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BBSの方で「悟空のエプロン姿にピッコロさんは何を思ったのか」という
話しがありまして、それを元にして書いてしまいました(笑)
・・・・しかしそれを書いてみたはいいものの、話が進まなくなってしまった。
まあ次回進めるようがんばろう(汗)
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のべるるーむへ

ほーむへ

 


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