| phantasmagoria 〜それは道標〜(4) |
『お・・・・お母さん!!一体何が・・・・・・』 悟飯が部屋の中へと入ると、そこにはうずくまりながら泣いているチチの姿がある。 『!!!』 しかし、母の元へと駆け出された足が突然止まる。 黒いシャツの上に重ねられた、山吹色の胴着。いつも見つめていた背中。 『お・・・・・お父さん!!!!』 悟飯は自分の目を疑った。何度も何度も擦ってみる。しかし何度見ても 『ど、どうしてお父さんが!?』 少女の方へと視線を運ばせる。しかし少女は悟飯の方へは視線を向けず、 『だから、もしかしたらあったかもしれない未来って言ったじゃない。 『・・・・・・・・・・・・・?』 少女の答えが明確ではないので、悟飯は何が起きているのか未だに理解できないでいた。 うずくまり、肩を震わせるチチ。悟空もしばらくは、そんなチチの傍らで 「・・・・・・・・・・・オラは・・・父親失格だよな・・・・・・・・・・。」 『・・・・・・・・・・・・・?』 悟空のその言葉に、チチが蹲っていた体を少し起こし、悟空を見つめる。 「・・・ご・・・・悟空さ・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 悟空は無言のままでチチの傍にしゃがみ、突然チチを抱きしめた。 「悟空さ・・・・・?」 「・・・オラは、本当・・・・・何やってたんだろう・・・・・・・・・・・・ 『!!!!!』 悟飯は耳を疑った。自分が死んでいる?セルとの闘いで? 『・・・・・・・・・さっきも言ったように、これは{もしかしたらあったかもしれない事}なのよ。 『で・・・・・でも!!僕とセルが相打ちだなんて・・・・・!!』 『・・・だから・・・・・{もしかしたら}・・・なのよ。』 『・・・・・・・・・・・・・・・・』 まだ少女の言った事を信じられない悟飯であったが、
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