| ベジータ、苦難の一日(3) |
「・・・・で・・・・ブルマ・・・・お・・・・お前はオレに、な・・・何をやらせようというんだ・・・・・・。」 「・・・・え?」 ブルマは目を瞬かせた。やっておいてこんな事を思うのはどうか、とも思うが 「そうねえ・・・・・・・・・・う〜ん・・・・・じゃあひとまずそこの自分で使った食器類を洗ってちょうだい。」 「・・・・・・・・食器洗い機があるじゃないか・・・・・・・。」 「ああ・・・・・そう言えばそうね・・・・・・。しょうがない・・・・じゃあそこまで食器を運んでいって。」 「・・・・・・・・・・・・・・・。」 「あら?なにか意見があって??」 ベジータは不満満面といった顔をしたがブルマの言葉に押され、渋々とテーブルの方へ向かっていった。 運び終わり、居間のソファーにドカッと座る。思わずため息を吐く。 「・・・・・・こんな姿、誰にもみせられんな・・・・。」 その時、ガ――――――・・・・っと居間のドアが開いた。 「あんたもやれば出来るじゃない〜!!途中で逃げるかと思ったわよ。」 「・・・・・・・・・・・。」 「もう!!照れなくてもいいのよ??誉められた時は素直に喜んでイイんだから!」 一瞬、口答えしようかとも思ったが、口ではブルマに勝てないと思ったらしく、無言の体制を取りつづけた。 「まあいいわ♪これなら、頼みごとチョットは安心してできるわね♪」 「・・・!?な・・・なに!?まだこのオレに命令する気か!?」 「はあ??何言ってるのよ。あたりまえでしょ??それに食器の片付けは自分のことを自分でやったに過ぎないじゃない。 「・・・・・・・・・・・・。」 ブルマを睨むベジータ。しかし当のブルマは全然動じた様子はない。 「じゃあ、そういうことでトランクスの面倒見てやってね。私はちょっと研究室に行ってくるから!」 「なんだと!?このガキの面倒を見れというのか!?」 「このガキなんて言い方はないでしょ!あんたの息子なんだからね!!・・・・・それとも何・・・・?? 「う・・・・・・・・・・・・。」 「ま、そう言うわけだから、よろしくね。必要なものはここに置いておくから。」 「ちょ・・・・ちょっと待て・・・!!」 ガタンと居間のテーブルの上に荷物を置くと、ブルマはベジータの声を無視して、研究室の方へと向かって行った。 そして居間にはさまざまな思いを抱いて見詰め合う父と子が残された。(トランクスは何も考えてなさそうだが・・・・)
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