ベジータの苦悩 written by えりえるさん

 
「うっ・・・」
また腹痛か・・・。くっ・・。昨日からたまに波が・・・。
「大丈夫ー?べジータ」
ブ、ブルマの前で苦痛にゆがんだ表情を見せるわけにはいかん・・・。
そう思い、俺は作り笑顔というものをしてみる事にした。
「だ、大丈夫だこれくらい・・」
そういって満面の笑みを作って見せた。
「ぷっ・・・くくくく・・・」
ブ、ブルマの野郎、腹を抱えて笑い出したぞ・・・?
「何だ?何かおかしいか?」
「だ、だってすっごい引きつって・・・アハハハハ」
そう言うとブルマはまた腹を抱えて笑い転げた。
全く、これだから地球の女というものはわからん・・・。
そう思うと同時にまた腹痛の波が来た。
「うっ・・・あがあぁ・・・」
あまりの痛みに腹を抱えてしゃがみこんだ。隣でブルマが心配そうに見つめている。
「べジータ、病院に行ってきなさいよ・・・」
うぅ、病院とやらは好きじゃないが、ここで苦しむよりはマシか・・・。
そう思い、俺は病院行きを決意した。

さて、病院に着いた。ブルマもついていくとか言っていたが、さすがに妻連れは恥ずかしいのでやめておいた。
とりあえず俺は受付に行ってみた。
「どこが悪いですかぁ〜?」
やたらと野太い声の不細工な看護婦が現れた。
この後眼科に行くのはゴメンだ・・・。そう思い、俺は目をそらしながら答えた。
「腹だ。」
「お腹です・・・ね」
なんか文句あるか!!と怒鳴りつけたくなったが、こいつの声は公共の福祉に反するほどの不快感を感じさせる。
耳鼻科に行くのも嫌なのでやめておいた。
その看護婦は奥で何やらゴソゴソやりはじめ、しばらく経つと戻ってきた。
「はい、こちらがお薬ですね。朝夕、食後に飲んでください。」
そう言われ、薬を手渡された。診察は・・・・?と聞こうとしたが、
何やらわけのわからんシートも手渡されたので俺はそっちのほうを聞く事にした。
「オイ、これは何だ?」
すぐに野太い返事が返って来た。
「そちらはぎょう虫検査のシートですね、念のため。薬は痛みを和らげるだけなので・・・・」
「ぎょう虫検査?」


 


 

 
                               
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