サイボーグDB  written by キンロウさん

 
「よし、これで衣装はできあがったぞい。ほれみんな着てみい」

本日の舞台はここ、西の都のカプセルコーポレーション。ブリーフ博士がなぜかでっかい付け鼻をしている。
そして、彼の目の前には真っ赤な衣装をまとった、9人の戦士がずらっと並んでいるのだ。
事の発端は、ブリーフ博士のパソコン(CP製)に届いた1通のメールだった。

【はじめまして、匿名希望です。  突然のメール申し訳ありません、博士を見込んでお願いします。
DB戦士たちのサイボーグ009をぜひ見たいんです。いったいどうなるかが見たくてたまりません!
                                                 匿名希望ことキンロウ

という変わったものだった。そう石ノ森章太郎の名作である「サイボーグ009」のDB版を再現しろ!ということ
らしいのだ。そういえば最近アニメでも「サイボーグ009」をやっている。ブリーフ博士はかなり乗り気で、
早速サイボーグ009のメンバーに見合うDBメンバーを精鋭し、呼び集めたのだった。ブリーフは「009」の
あの真っ赤な戦闘服をこしらえた、そしてあの長くて黄色いマフラーもだ。そして彼自身も、009たちの生みの
親でもあるギルモア博士の真似をして、あのデカイ鼻を自作し付けている。

それでは、集められた精鋭たちを紹介しよう。

001(イワン・ウイスキー役) ⇒ 「適役がいなかったんじゃ、、赤ん坊で超能力を使うなど。だから餃子くんじゃ」

002(ジェット・リンク役) ⇒ 「これはなぁ、、、なんとなくなんだが、ベジータくんじゃな。雰囲気(笑)」

003(フランソワーズ・アルヌール役) ⇒ 「唯一の女性じゃが、、金髪だから、18号が適任ということじゃ」

004(アルベルト・ハインリヒ役) ⇒ 「あのクールさは、DBではおそらくピッコロが1番合いそうじゃな」

005(ジェロニモJr役) ⇒ 「あのデカい図体とパワーはと静けさは、、、16号(なぜかいる)がぴったりじゃあ!」

006(張々湖役) ⇒ 「これは難しいのう、、まあギャクキャラだからクリリンくんでいいじゃろう!」

007(グレート・ブリテン役) ⇒ 「役者っぽいやつか、、いないな、、ツルツルだから天津飯くんでいいな(笑)」

008(ピュンマ役) ⇒ 「平和を愛するマジメなやつ、、、見た目は違うが、、悟飯くんかのう・・(汗)」

009(島村ジョー役) ⇒ 「主役じゃ、、やはりここは主役でないといけないなぁ、悟空くんでお願いするか。」

ギルモア博士役 ⇒ 「これはワシじゃ。同じ博士同士じゃし、天才的なのはお互いさまだからな。はっはっは!」

 

「お、俺はこんな赤い服やらマフラーなんぞ恥ずかしくて着てられん!!トランクスには見せられん!!」

「私もヤだよ、こんな格好。なんで金髪だからって理由で、、、そう思わないかクリリン?」

「え、そうか?俺は気に入ったぞ18号。ほら元々俺や悟空は赤い道着着てたし。」

「バカか、あんたは。そういう意味じゃなくてさ・・・」

002ことベジータは1人で悔しさか恥ずかしさか定かではないが震えている、戦闘力も急激に上がる(笑)
たしかに息子のトランクスにはこんな姿は見せられないだろう。
003こと18号と、006ことクリリンは夫婦参加(強制参加)で、予想通り18号は嫌がっていたが、クリリンはけっこう
気に入っているらしい。すでになりきっているのが彼らしい。

「あ〜、ピッコロさん。似合ってますよ〜〜!いいな〜〜僕はどうですか?自分じゃ気に入ってるけど」

「お〜ピッコロおめえって案外いろんな服似合うんだな〜。なんかさその緑(肌)と赤と黄色のミスマッチがさ〜」

「う、うるさい!!貴様らそんなにジロジロ見て回るな!なんで俺ばかりがこう異色なほど目立つ!?」

「そこがいいんじゃねえか〜〜〜。スーツより似合ってるぞぉ〜〜。」

「な?クソ!泣いてやる〜〜〜こんな格好なんて元神の俺が・・・・・ヒックヒック、、」

「あ、ピッコロさん泣かないでくださいよ〜〜。ブリーフ博士の気まぐれなんですから〜〜ねっ。」

「悟飯、この009ってやつはさ『加速装置』とかいうやつを使うんだろ?オラなんか『瞬間移動』だからオラの方が
勝ちだな〜〜!!」

「そうですね〜〜(笑)」

004ことピッコロはベジータや18号と同じように相当恥ずかしいらしく、悟空のけっこうキツイ一言(悪意はもちろん
ないが)が効いたらしく泣き出してしまった。008こと悟飯はそのピッコロを慰める、そういうマジメなところはピュン
マと似ている気がする。そしてグレートサイヤマンの悟飯にはこのコスチュームはいたって普通であり、「違和感が
まったくない」と本人の弁、やはりセンスは疑わしい。009こと悟空はジョーと性格は正反対であるが、平和を愛す
るといった面や、天然であるという面は同じと思う。

「天さん、、、ボクなんでおしゃぶりなんかしてなくちゃいけないの?(←これはお得意のテレパシーね)」

「し、仕方ないだろう。001ってやつは超能力を使えて、テレパシーのようなことも使えるらしい。それが俺たち
の中では餃子がちょうど合うらしい。」

「そうか、、天さんも案外似合ってるよ。でも博士は頭がツルツルってことだけで天さんを選んだって言ってたよ」

「それなら、クリリン・・・」

「クリリンは今は髪フサフサじゃないか。」

「あ、そうだったな。」

001こと餃子はおしゃぶりが気にくわない様子だったが、天津飯になだめられてからは少し気にいったようだ。
たしかに見た目はヘンじゃないし、逆に違和感ないしね。まあ超能力という部分ではイワンと同じということ。
007こと天津飯はグレートが頭ツルツルということだけで決まってしまったようで、少々かわいそうな感じがする。
だが、役者づいてる面からいえば完全にNGである、クールな彼には厳しいかも。

「どうじゃ、16号、いや005?」

「博士ありがとう、俺にはピッタリな役だ。この服も気に入っている、18号は気に入らないようだが。自然を愛す
るジェロニモと俺は一心同体だ。」

005こと16号は、完全にジェロニモになりきっている。たしかに16号とジェロニモは共通する部分が他のメンバー
よりも多い。ギルモア博士ことブリーフは005の完成度(似合い度?)に満足したらしく、涙まで流すほどだ。

「さあ、みんなそこに整列じゃあ!!今から活動の方針を決める!!」

『ええ〜〜〜〜!!??』

00ナンバーたちを整列させた博士は、これからの活動の方針を決めると言って、今日のところはひとまず
解散ということになった。かなり横暴な博士にメンバーたちは怒りを覚えながらも、それぞれの家に帰っていった。

 

一方、解散後すぐに服を着替えた002ことベジータは、リビングに行き、スポーツドリンクをガブ飲みした。
するとそこに・・・

「あっ、パパいたの?今までどこにいたのさ、修行かと思って準備してたのに。」

「ん、ああ。ちょっとな、カカロットのところに行ってた。」

「え?パパが悟空さんのところに?めずらしいね〜〜いつもは絶対行きたがらないのに・・・」

「うっ、ウルサイ!!そんなことはどうでもいいから、重力室で修行だ!!行くぞトランクス。」

「え、わかったよ。・・・・あとさ、さっきから気になってたんだけどその首に巻いてる黄色いやつなんなの?」

「なに?首に、、、巻いてるやつ、、、、、、!!!!!!!!!あ?

なんとベジータは戦闘服は着替えたつもりだったが、首に巻いていた黄色いマフラーを取るのをすっかり忘れて
いた。トランクスにそれを言われ、ふと首元を見た彼は一瞬時が止まったように、凍りついた。上半身裸に首だ
けに黄色いマフラー、、、かなり○態な感じがしてならない(笑) その後、ベジータはトランクスにどうやって言い
ワケしたかは謎である。

そして、グレートサイヤマン1号、2号に続く、正義の味方の誕生か?彼らの活躍はあるのか?
それはわからない・・・・


****************************************************************
これもまた勢いで書いた第2弾。最近僕がハマっている「サイボーグ009」を使った
パロディです。彼らがどういうキャスティングになるか、迷ったけど自分なりに考えた
末、あのような結果に。(笑)

誰か、書いてくれないか〜〜赤い戦闘服&黄色いマフラー姿のDB戦士たちを。(切望)

あと、作中に出てきた ピッコロのスーツ姿 は僕が以前書いた小説に出てくる
ものです。エンジュさんのサイト「恥だらけ」内の小説ページに載せてもらってあります、
小説タイトルは「ヤツの成人式」です。
ついでにイメージイラストもエンジュさんに書いてもらってありますので、よければご覧下さい。