私をアルタに連れてって!!増刊号編
*途中で出てくる「悟藍よしこ」さんは以前にDBのHPを運営なさっていた実在する人です。
悟空たちがアルタに行ってから1週間が過ぎ、今日は日曜日です。悟空はクリリンたちに家に呼ばれ、悟天と一緒にカメハウスに来ていた。時刻は9時50分といったところだ。
「なあ、悟空・・おまえアルタでスーパーサイヤ人になったんだってな」
「じっちゃんたちに聞いたんか?へへっ・・あれからチチや悟飯にメチャクチャ怒られてまいったぜ」
「お父さんバイトしてたんだよ!!クリリンさん」
「へ?何でだよ」
「壊れたセットの弁償でもしてたんじゃないのか?」
とウーロン。
「何でわかったんだ??すげえな!工事現場だったからじっちゃんの修行思い出したぞ」
一同納得(つとむくん風に)。そこへ18号や亀仙人やカメがTVの前に集まってきた。
午前10時とともに例の音楽が流れて来た。
最初は木曜の「Mrビジュアル系」ということで普通に見ていた。そこで亀仙人が新聞を見ながら、
「ほれ、これ見てみい」
みんなが見てみるとそこには・・
「このスタジオにあのZ戦士登場!!あの変身で香取もビックリ!放送終了後に何が・・」
という見出しが「いいとも」の欄に書いてあった。
「Z戦士ってオラたちの事か?」
「たぶんそうじゃないのか・・?なあ18号」
「わたしは行かなくてよかったよ・・」
「わー、おとうさんたちすごいね!トランクスくんも見てるかな?」
「街を歩いたらモテモテじゃな♪」
「亀仙人さま!!」
と言っている間に月曜日の終了後が始まった。
「お父さんのこと言うよ」
みんなはTVに集中した。
「いやーボク嬉しかったです。超サイヤ人をこの目でみられるなんて・・中居くんに自慢してやろ」
「オレもビックリしたよ!よくジャンプ読んでたからな」
慎吾くんと極楽山本は嬉しそう。加藤やT3も同意している・・しかし、
「超サイヤ人かなんか知らないけど、死ぬかと思ったぞ。」
ここで悟空が変身したVTRが流れる。
「そうよ・・年寄りには危ないわよ」
「まあでもさ、コーナー全部出来たんだし・・ねえ」
とご立腹気味のタモリと橋田先生を柴田はなだめていた・・。
「今度はピッコロさんに会いたいな」
欲の出てきた慎吾くんであった。
・・再びカメハウス。
「オラ、タモリってやつに嫌われたみてえだな? なんでだ?・・ま、いっか」
「変身したからだよ・・」
みんなのツッコミが入る。肩身の狭い超サイヤ人であった・・。
続いて「しかまくんクイズ」が始まる。
「お、クリリン緊張してんじゃねえか」
「がんばって!クリリンさん」
「もう遅いぞ・・悟天」
「えへへっ!!そうかあ」
「あの時ヤムチャが落ち込んでてのう・・」
「え?ヤムチャも出たんか?」
「実はな・・・というワケなんだ」
と、クリリンが事情を話す。
「へー見てみてえなあ。あとで出るかな?」
TVではテレフォンのコーナーが始まった。月、火が終わり、
「おー、奈々子ちゃん。ベッピンさんじゃのう!」
「ふーん、奈々子ねえ・・ん?」
「おかあさん、なあに?」
「いや、さっき天津飯がいたよ」
「え?」
みんなが一斉に探したがもういなかった。一瞬客席が映っただけだしね・・
「見間違いじゃないのか?天津飯がそんな所にいるわけないじゃねえか」
とクリリンが疑っていたら飛行機のエンジン音と、その後から聞き覚えのある高い声が聞こえた。クリリンが出て行った。
「こんにちはー」
「おお!!餃子じゃないか、久しぶりだな。・・あれ?」
「久しぶり、クリリン」
悟空や亀仙人も出てきて軽く会話をする。
「あの子誰だ?おまえの彼女か??」
餃子の後ろに1人の女性がいた。
「あの・・こんにちは、悟藍よしこと言います」
「今ここから100kmくらいの所で修行してるんだ。この人はここの場所を教えて欲しいって言うから・・」
「ここじゃなんだから入ったらどうじゃ?」
「今いいともみんなで見てたんだ、さっきオラが出たんだぞ!」
二人は中に入った。TVは金曜のファンクラブ通信に突入した(誰も出てないコーナー)。悟藍は話を切り出した。
「孫悟空さんですか?わたし大好きなんですよ。握手してくれませんか?」
「え?オラ?いいぞ」
と言い握手する。
「ありがとうございますーー!!」
「あの?悟空の追っかけですか?」
とクリリンは聞いてみた。
「え?いいえ、今日は悟空さんにお願いがあって来たんです。最初パオズ山に行ったんですが、奥様がここにいるって言ったので・・」
「オラにお願げえって何だ?またTV出るのか?」
「今度さんまさん司会の『踊るあっぱれ御殿へようこそ!』っていう面白素人が集まってトークをする番組があるんです。TVやネットで募集をかけたんですが、なかなか集まらなくて・・だからわたしたちスタッフがスカウトに駆り出されたんです」
「え?おとうさんスカウトされたの?すごいなー!!いいなー!!」
「え?オラ面白いかなー?オラはいいけどさあ・・またチチや悟飯に怒られるかもなあ」
「大丈夫です。セットも丈夫にするって言ってましたし(果たして意味はあるのかどうか)、あと悟空さん推薦したのは実はタモリさんなんです」
「タモリ?オラの事きれえじゃなかったのか・・」
「きっとおとうさんのよさをわかってくれたんだよ。よかったね」
そう悟天に言われたのもあってなのか、好奇心なのかわからないが悟空は出てみることにした。
「ああ、オラ出てもいいぞ」
「ありがとうございます。超嬉しいですよ」
「よかったね、お姉ちゃん」
「あんたも好きだねえ・・」
18号がふとつぶやいた。すると餃子が
「ボクや天さんもいいとも出たんだ」
「あんたもかい・・だからさっき天津飯が映ってたんだな」
そして水曜日の放送終了後になった。
「お、出とるのう」
「おめえああいう娘が好みなのか?変わってるなー」
「そうか?」
「世の中には色んな趣味のやつがいるもんじゃな・・」
クリリンとウーロンも同意した。
「でもさあ、じいさん、オレたちはもう映んないのかな」
「悟空が変身した時ちょっと出ただけだったな」
TVの方は天津飯も登場した。
「あ・・わたしも舞台そでで見てたんですけど、この人にも出てもらえないですかね」
悟藍の突然の発言にみんなは注目した。
「ねえねえ、天津飯さんはどうしたの?おとうさんはいつも一緒って言ってたから」
「修行してる。でも区切りがついたらここに来るって言ってたから」
ここで花子が天にギャグをかますシーンが流れた。全員が一瞬にして固まった。
「・・・・・・・・・」
「ボクはやめた方がいいと思う」
「そうだな・・あいつOAされてるって知ったら怒るぜきっと」
「わたしもそう思うけどね」
クリリンや18号も同じ意見らしい。
「そうですか・・残念です。みんなありがとうございます。番組是非見て下さいね」
「そうか?オラ面白かったぞ!」
「確かに面白かったけどさ、あいつ真面目だからな」
「天さん冗談苦手だし」
そこへ、天津飯がカメハウスに到着した。
「こんにちは、みなさん・・ん?」
みんなはやばいという感じで天を見ていた。TVの方は天たちが帰った後のトークが続いていた。
「いやー、びっくりしましたねえ」
「一体何だったんだ?ありゃ」
爆笑田中とタモリが話していた。東のりは花子にダメだしをする。
「おまえがあんなことするからやで」
「冗談通じない人や・・」
「あのな・・・」
そこでCMに入り、番組が終わった。
「よう、天津飯!久しぶりじゃねえか」
「・・今のは何なんだ?」
「なんかよ・・増刊号っていうやつで、1週間のまとめみたいだぞ。オラもよく知らねえけど」
「そうか・・でも何で終わった後のが流れていたんだ?」
「終わった後のもやってたぞ。おめえも出てたぞ」
「あーオレ知らないぞ」
「わたしも知らないよ」
「・・じゃああれが全国に流れたってことか?」
「ああ、さっきな。面白かったぜ?」
「・・・・・なんてことだ」
どうやらショックのようだ。
「ごめん天さん、知らない方がいいと思って。それに舞台に上がるとは思わなかったし・・」
「ではみなさん、わたしはここで失礼します。おじゃましましたー!!」
と言って悟藍は去っていった。
「あの人はさっきの番組のスタッフじゃないのか?なんでここにいたのだ」
「あのね、おとうさん今度やる番組に出るんだよ。スカウトされたの」
「そうか」
みんなはスカウトされたのは悟空だけではないという事を言わなかった。
そのころ西の都では1人の男がまた落ち込んでいた・・
「おい・・オレが出たコーナー放送されなかったな」
「・・そうですねヤムチャさま、ビデオ録画しとけばよかったですね」
「・・・ああ」
あとがき
これでやっとすべて完結ということになります。自分でやってみたいと思って書いてみたけどやっぱ難しかったなというのが一番の感想ですね。となるとオリジナル書いている人はもっと大変なんだろうな・・
まず気を付けたのはキャラクターが実際言いそうな事を言わせるということです。個人的にパロディ系を見るならあまり原作とかけ離れているものは好きではなかったりするんで・・(ジャンプに載ってたやつはそういうの多かったけど面白かったからなあ、物によるかも)けどそれさえあれば多少状況設定が変わってても(タモさんやアルタが出てきたり)話が成り立つと思うんで。
まあ結局書いてて楽しかったから(照れくさくもあった)終わりよければすべてよしという事ですね(^−^)
長くなったけどこの辺で。